COMMITMENT ペリカン石鹸のこだわり
Material
厳選された原料
ペリカン石鹸は、厳選された高品質の原料を使用しています。天然成分や植物エキスなどの優れた素材を選ぶことで、製品の品質を向上させています。
また、工場周辺地域への貢献を目指し、果樹や農園、生産者に至るネットワークを駆使し、アップサイクル原料を使用した製品の販売も行なっています。
原料は可能な限り現地に足を運び、安心出来る品質が健全に安定的に供給出来る体制、環境が維持されていることを確認します。また、石鹸に多く使用しているパーム油・パーム核油を出来るだけ環境負荷の少ないものに切り替えるため2019年11月にRSPOに会員として加盟し調達をスタートしました。
手間をおしまない
オリジナル原料開発
ペリカン石鹸では、オリジナル原料の開発も行っています。通常難しいと言われている成分を高配合するにはどうしたらいいのか、日々研究を重ねています。
また、工場周辺地域への貢献例えば、独自の米ぬかを開発した際は、田植えの段階から何度も田んぼに足を運び、生産者の方の想いや安心・安全を確認した上で原料化し製品に配合しました。目で見て、話を聞き、納得したものだけを責任を持ってお客様へお届けしています。
5Sの推進
生産に関わるロスを無くすための改善活動に取り組み、生産設備のみならず構造設備から工具・備品に至るまで5S活動による職場環境の改善に取り組み、安心・安全な製品の製造に取り組んでいます。
5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字のSを取ったものです。当たり前に行なうことですが、ペリカン石鹸ではこれらを重要な経営管理手法と位置付けています。それは以下のような管理方法へ繋がると考えているからです。
- 整理整頓や清掃を徹底してやりあげること
- 徹底してやるために、かなり大きな時間と労力を投入すること
- きれいにする手順やきれいな状態を維持するノウハウが存在していること
ペリカン石鹸では5Sの推進により、より良い製品づくりと、そのための環境づくりにもこだわっています。
Quality
品質教育とトレーニング
ペリカン石鹸の工場では、従業員に対してGMP教育や理解度テストを通じ、品質に関する教育とトレーニングを実施しています。製造プロセスの品質管理や衛生管理、品質基準への適合などについて、従業員を継続的に教育しています。品質意識の向上と従業員のスキル向上を図ることで、品質向上に取り組んでいます。
自社工場について
ISO22716(化粧品GMP)認証取得工場による継続した品質向上
埼玉工場では、2013年12月に業界の基準であるISO22716を認証機関の監査を経て取得しています。
ISO22716は、化粧品業界における製造プロセスの品質管理に関する国際的な基準です。この規格を取得するメリットは、規格に準拠することで、製造プロセスの品質が向上し、一貫性が確保されることです。これにより、不良品や欠陥品の発生を減らし、高品質な製品を提供することができます。
ISO22716(化粧品GMP)とは
ISO22716(化粧品GMP)とは、粧工連(日本化粧品工業連合会)が定める自主基準であり、化粧品製造に関する規格、ルール、認証のことです。GMPとは、「Good Manufacturing Practice(適正製造基準)」のことで、製品の品質を守るために、製造活動、管理・保管方法についての基準が定められています。手順、構造施設、機器、原料、作業、包装資材、従業員といったあらゆるものの取り扱いや実施方法が定められており、具体的な製品としては、化粧品、医薬部外品(新指定・新範囲医薬部外品を除く)などの製品が適用されています。
1章~17章で構成されており、従業員、構造設備、機器、原料及び包装材料の購入と受け入れから生産、最終製品の出荷、品質管理試験室における試験方法、規格外品の処理、廃棄物、委託、逸脱、苦情及び回収、変更管理、内部監査、文書化まで、網羅された内容になっています。
技術と研究開発
ペリカン石鹸の工場では、最新の技術と研究開発に積極的に取り組んでいます。石鹸は温度・湿度・石鹸の水分量・混練時間・金型温度などあらゆる調整とバランスが必要です。ペリカン石鹸では創業から75年以上に渡って石鹸に対する技術研究開発を重ねてきました。
現在では通常では無理と言われる原料の高配合に成功するなど、製品の品質向上や効果の向上を目指し、新しい製造技術や製品開発に取り組んでいます。
また、お客様のニーズやフィードバックに基づいて製品を改善するための研究も行なっています。
- 技術開発
- 「不可能を可能に!」出来ないではなく、どうしたら出来るかを考え、既成概念に捉われない物作りにチャレンジしています。
- 品質研究
- 環境に配慮した高品質な石鹸にするため、開発までには納得の行く物が出来るまで何度も何度も試作と使用テストを繰り返します。
Process
ペリカン石鹸の品質検査
原料の検査
入荷した原料は、品質基準に基づいて検査されます。受け入れ検査の手順に従い、GMP基準に準拠した検査を実施しています。必要に応じて、独立した第三者の機関による検査や試験も実施します。
製造プロセスの監視
製造中の各工程では、品質管理チームが製造プロセスを監視します。工程内検査標準書に従って製造ライン上での製品の測定などが行なわれ、品質の安定性と一貫性を確保します。製品の全数検品も実施しています。
製品の最終検査
製品が完成した後、最終検査が実施されます。外観、香り、テクスチャーなどの視覚的なチェックや官能評価が行なわれます。また、特定の製品に関連する品質パラメータの測定も行なわれる場合があります。
安全性評価
ペリカン石鹸は、製品の安全性を確保するためにさまざまな安全性評価を実施しています。皮膚刺激性やアレルギー性の試験、微生物の検査、安全性評価ガイドラインへの準拠などが行なわれます。
サンプリングと保管
品質検査のためのサンプリングが行なわれ、適切な方法で製品が保管されます。サンプルは定期的に検査室に送られ、試験や解析が行なわれます。また、製品の保管状態も管理され、品質への影響を最小限に抑えます。
品質検査
品質基準と規制に従って行なわれ、高品質な製品の提供を確保するための重要なプロセスです。ペリカン石鹸は、品質検査を継続的に行ない、お客様に安心と満足を提供する努力をしています。
Point
手作りの製法
ペリカン石鹸は、手作りの製法を取り入れた製品の製造も行なっています。スタッフの手によって一つ一つ丁寧に作られ、品質の統一性と高いクオリティを実現しています。
皮膚へのやさしさ
肌へのやさしさにも注力しています。洗浄力と保湿力のバランスを考え、肌を清潔に保ちながらも乾燥や刺激を最小限に抑える配慮がされています。
効果と実証
製品の効果と品質を重視しています。製品の効果や安全性を実証するために、厳しい品質管理とテストが行なわれています。お客様の信頼を得るために、品質に対する取り組みは欠かせません。
お肌で確かめることを大切に
商品開発時、試作品は都度社内で使用感チェックを行なっております。商品のターゲット層だけでなく、様々な年代・性別、異なる肌質をもつ社員たちから率直な声を集めた上で、さらなる改良を進めます。原料の効果効能や濃度といった数値だけでなく「お肌でどう感じるのか」を重視し、使ってくれる方のお肌に寄り添うことを忘れません。
自社で企画から製造まで
行なう強み
まだ世の中にないものを作るために、処方開発では常にチャレンジを続けています。企画担当者は理想を形にするために実際に工場へ行き、製品意図の共有から直接研究担当者と一緒に試作を行なうなど、自社工場を持つ弊社だからこそ出来る緻密なコミュニケーションで新しい石鹸を生み出しています。